8月 23, 2011

Step 15

 

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キリストのように変えられる

 

コロサイ3:10

新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せてますます新しくされ、真の知識に至るのです。

エペソ4:15

。。。 あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。

 

人間だけが神に似せて造られました。自然や動物と違って、人間には霊的、知的、道徳的な能力などが与えられ、様々な事を考えたり感じたり判断したり問題解決したりできます。だからこそ、それらの能力を正しく使って行く事に責任を追っているのです。

 

神様があなたに対して持っておられる目的は、霊的な意味では、永遠というご性質を持ったイエス様のような姿に変えられる事です。それは、十字架によって和解され、贖われた、永遠に朽ちる事のない姿です。またこの世の人生においては、あなたが霊的、人格的に成長し、イエス様に似た者となっていく事です。聖書を読む事、祈る事、罪と戦う事、みこころを求める事、試練を経験する事、証しする事、仕える事など、これまでのStepで学んだすべては、あなたが、神様を知り、神様のみこころの中で生きながら、キリストのように変えられる生き方を求めて行くために大切な事項なのです。

 

与えられた人生の目的がわかれば、その目的を全うするために立てるべき人生のゴール「目標」が決まってきます。神様に喜ばれる人生を送るために、このことについて学んでみましょう。

 

1:キリストの似姿に変えられるとは

まず初めに、この世における観点において、「キリストの似姿に変えられる」という事について見ていきましょう。これは、イエス様にとどまる事によって(ヨハネ15章)、あなたの品性が変えられ、人格的に成長する事です。神様が人間に本来意図された姿を追求する事です。またキリストが仕えたように人々に仕え、弟子をつくりなさいとの呼びかけに(マタイ28:19−20)答えていく事です。イエス様は、人が生きるための模範をたくさん見せて下さいました。神様が望んでおられるのは、快適な生活を送れる事ではなく、日々キリストにとどまり、キリストのように変えられていく事なのです。「キリストのようになる」と聞くと、自分の生活や個性がなくなってしまう印象を受けるかもしれませんが、これは「あなたらしさ」を失う事ではありません。むしろ、神様に意図されて創造された本当のあなたらしさを発見し、成長させ、神様に喜ばれるより卓越したあなたを見つけるでしょう。そして、キリストのように変えられて行く事を経験する時、あなたは造られた者として人生の意味を見い出し、神様をほめたたえる喜びで満ちるでしょう。

今までのStepで学んで来た事項を実践して行く時、あなたの人生は確実にキリストの似姿へと変えられていくでしょう。もたらされる具体的な変化とは、例えば、

— 御霊の実(人格の実— 愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制)が実る(ガラテヤ5:22)

— 謙遜、柔和、正しさを求める、あわれみ深い、心がきよい、平和をつくるなど(マタイ5:1−12)

— 信仰、徳、知識、自制、忍耐、敬虔、兄弟愛、愛などの神の性質にあずかる(第二ペテロ1:5−8)

— 神がもつ無条件の愛を実践できる(第一コリント13:4−8)

    —仕えるものとして来られたキリストに倣って、人々を愛し、主のもとへ導く

などがあげられます。もちろん他にも、キリストの生き方を見るとき、その他にも多くの点があげられるでしょう。

キリストに似た者へと変えられていくプロセスの中で、永遠の最終目的を忘れてしまう時、誰でも状況に振り回され不満を言い、忍耐力をなくし、物事に否定的になったりもします。しかし、神様の子どもであるあなたは、この世の旅路においてキリストの似姿に変えられていくという、はっきりとしたゴールが与えられています。ですから、ゴールに向かって神様を信頼しつつ日々歩き続けましょう。

この世の人生において、たくさんの困難、試練がやって来ます。しかし神様に知られていないことは何一つありません。一つひとつの出来事を通して、神様は、あなたをイエス様の似姿へと変えて下さるご計画を持っておられます。信仰を持って踏み出す時に、聖霊があなたの内で働いて下さいます。聖霊なる神様が働かれやすいように、あなたも心を神様に向ける努力が必要です。感情が伴わなくても、正しいと示されている事を行い、(キリストによって強め変えられる)自分の弱さを誇りながら前進しましょう。

次に、永遠の観点をもって、キリストのように変えられるという事を覚えておく必要があります。なぜなら、神様は、神の子にとって、この世での人生がすべてではなく、永遠のご計画をお持ちだからです。死を含め、今歩んでいる人生は御国への通過点なのです。(ピリピ3:20)

第二コリント3:18

「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、       栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。             これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」

-その他、第一コリント15:51-52、エペソ4:13-15、ヤコブ1:4を参照。

今、悲しみの中にいても、痛みの中にいても、困難の中にいても、この人生は不完全な状態です。もちろん、試練を通して慰め主である神様を体験していくのですが、神の子たちには永遠という希望があるのです。「永遠」という観点において、いつかはあなたも完全に贖われた姿となるという約束を覚えて、キリストのように変えられる事を追求していきましょう。

 

2:キリストに似たものへ変えられる事の真理

 

a) 成長したいという願いと努力は必要。

救われるために努力は必要ありません。しかし、神の子として成長して行くためには、あなた自身が意図的に努力しなければならないことがたくさんあります。「励みなさい」「努力しなさい」「追い求めなさい」といった実践に向けての言葉が聖書にもたくさんみられます。(第二テモテ2:15、第二ペテロ1:5、ルカ13:24など)罪深い思いや行いを改め、神様が望まれる生き方を学び実行しなくてはなりません。

b) あなたがキリストのように変えられるために、神様は御言葉と人と状況を用いられる。

これまでのStepでも見て来たように、御言葉は私たちに真理を教え、周りの人との関わりは愛の実践やチャレンジの機会であり、様々な状況は神様の働きを経験させてもらえるものです。一つ一つがキリストの似姿に変えられていく成長の機会であることを覚えて、神様に整えられていきましょう。

c) 試練と苦しみこそ、大きな成長の時。

困難にぶつかった時こそ、人は本当に神様を求めるようになります。神様に道をゆだねざるをおえない状況が必ず起こります。そういった状況の中で否定的になるのではなく、「今この事を通して、神様は私に何を学ばせようとしておられるのか」、また「私(の心)を造り変えて下さい」と祈れるようになれば、神様に望まれたあり方で問題に対処できるでしょう。先ほど見ました第二ペテロ1:5−8のように、信仰、自制、忍耐、なども試練の時によく学ばされるものです

d) 成長には時間がかかる。

キリストのように変えられていく事は一生のプロセスです。神様のみこころを学び、実践して行く事は大切ですが、急ぐ必要はありません。「わたしはぶどうの木で、あながたがは枝です。」とイエス様が言われたように、まず、御言葉に聞き、イエス様にとどまっている事を優先しつつ、実を結ばせて下さる神様の働きに期待しつつ歩んで行きましょう。

 

*** まとめのことば ***

神様は、あなたがどんな職業につくか、どこに住むか、何を所有するか、ということに一番関心があるのではなく、あなたが「どのような神の子であるか」ということに最大の関心を持たれています。

キリストのように変えられていく事は、神様を体験し、神様のみこころを体験していくプロセスです。今までの学んで来た事すべては、この最終目標であるキリストに似る者へ変えられていく真理に至ります。あなたの人生の状況がどのようであっても、人生の目標をしっかりと握り締めているならば、イエス様の価値観を土台として、すべての事を判断していけるでしょう。この与えられている人生を、より豊かに主のために生きれるように、目的に沿って優先順位をはっきりさせましょう。私たちのイエス様が準備して下さっている栄冠を得るために、目標をめざして走り続けましょう!(ピリピ3:12−14)

第一ヨハネ2:28

そこで、子どもたちよ。キリストのうちにとどまっていなさい。それは、キリストが現れるとき、私たちが信頼を持ち、その来臨のときに、御前で恥じ入るということのないためです。

*** 私の人生の造り主である神様、生活の中で起こるひとつひとつの出来事を通して、私を成長させて下さい。みことばを学び、祈りを通してあなたと交わり、人との関わりの中で、ますますあなたに似た者へと私の人格を造りかえて下さい。これからの人生もあなたにゆだねます。あなたに喜ばれる者としてください。アーメン。